3月5日桐朋の卒業式に臨席した。中学の入学式以来の体育館だ。クラス代表が卒業証書を授与した直後に想像もつかないことが起きた。その生徒は校長先生に声を掛けると、ジャーからご飯をしゃもじで取り出し、ラップに巻いておにぎりを作り出した。塩を降ってパリパリの海苔を巻いて出来上がったそのおにぎりを校長先生に差し出したのだ。校長先生は微笑んで一口食べた。卒業生、父兄が唖然としてとんでもない事態と思うでしょう?ここからがこの学校の自由と寛容とユーモアに満ち溢れた世界だ。次々に壇上に上がる生徒がパフォーマンスを披露し、無事卒業式は終了した。野球も勉強もたいへんだった6年間、でもすごく楽しく充実した6年間。彼らはこれからの時代を生き抜く力と、素晴らしい仲間を得て大人になっていくのだろう。桐朋に感謝。
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